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故人のSNSアカウント削除手順【2026年最新】|Facebook・X・LINE対応

この記事の内容(全13項目)
  1. この記事の結論(30秒でわかる)
  2. 削除の前に確認したい3つのこと
  3. Facebookの対応
  4. X(旧Twitter)の対応
  5. LINEの対応
  6. Instagramの対応
  7. Googleアカウントの対応
  8. Appleアカウント(Apple ID)の対応
  9. 必要書類と準備
  10. 削除せずに追悼アカウント化を選ぶ判断軸
  11. 香川県での注意点
  12. よくある質問(FAQ)
  13. 参照元・データについて

この記事の結論(30秒でわかる)

  • 故人のSNSアカウントは本人の死亡で自動的に消えません。放置するとなりすまし・乗っ取り・個人情報の流出のリスクがあります
  • 各プラットフォームには「死亡した本人のアカウント削除・追悼化」の正規手続きがあります。パスワードを知らなくても削除申請できるのが基本
  • 削除する前に、故人の写真・動画・友人のメッセージなど残しておきたいデータを先に保存してください。削除後の復元は原則できません
  • SNS操作は故人の端末からログインする誘惑がありますが、なりすましログインは規約違反・不正アクセスのおそれがあるため、各社の正規フォームから申請するのが安全です

関連記事: デジタル遺品の整理方法、故人のサブスク解約手順、PC・スマホのデータ消去、遺品整理のチェックリスト完全版。


削除の前に確認したい3つのこと

1. 残しておきたいデータの保存

削除してしまうと、写真・動画・友人からのメッセージはほとんどの場合復元できません。

  • Facebook: 投稿・写真・動画・メッセージを「情報のダウンロード」でZIPファイルとして取得可能
  • Instagram: 投稿・ストーリーのアーカイブをダウンロード可能
  • X(旧Twitter): 過去のツイートアーカイブをダウンロード可能
  • LINE: トーク履歴は故人の端末からしか取り出せない(スマホに残っているうちに保存)

削除申請の前に、該当サービスのダウンロード機能を利用して家族で共有できるようにしておくと安心です。

2. 相続財産とつながっていないか確認

SNSは法的な資産価値を持ちませんが、以下のような付随情報があることがあります。

  • Instagramで商品を販売していた(EC連動)
  • YouTubeで広告収益が発生していた
  • Facebook広告アカウントを運用していた

これらは収益化アカウントとして相続財産に含まれる可能性があります。収益化していた場合はネット銀行・証券の相続手続きもあわせてご確認ください。

3. なりすましログインは避ける

故人のID・パスワードがわかっていても、本人を装ってログインする行為は各社の利用規約違反に当たるおそれがあり、場合によっては不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。正規の死亡届対応窓口から申請するのが原則です。


Facebookの対応

選択肢は2つ

Facebookは「追悼アカウント化」と「完全削除」のどちらかを選べます。

追悼アカウント化: プロフィールの名前の上に「追悼」の文字が付き、新規投稿はできなくなるが過去の投稿・写真は保持される。友人が追悼メッセージを残せる

完全削除: アカウントとすべての投稿・写真・メッセージが削除される

生前に「追悼アカウント管理人」が指定されていた場合

Facebookには「追悼アカウント管理人」を生前に指定する機能があります。指定された人は、以下の権限を持ちます。

  • プロフィール写真・カバー写真の変更
  • 友達リクエストへの対応
  • 固定投稿の設定
  • 故人のデータのダウンロード依頼

遺族・親族からの申請

管理人が指定されていなくても、親族は削除・追悼化を申請できます。

  • Facebookヘルプセンターの「死亡したユーザーを報告する」フォームから申請
  • 必要書類: 故人の氏名、死亡を証明する書類(死亡診断書、新聞のお悔やみ欄、追悼ページのURL等)、申請者と故人の関係を示す書類
  • パスワードは不要
  • 審査期間は通常数日〜数週間

X(旧Twitter)の対応

完全削除のみが基本

Xは追悼アカウントの機能を持たず、原則として「削除」が選択肢です。

  • アカウントそのものを削除してもらう申請を行う
  • 削除後、過去のツイート・DM・フォロワーリストはすべて消える

削除申請の流れ

  1. Xヘルプセンターの「亡くなったアカウント所有者について」フォームに情報を入力
  2. 申請後、Xから本人確認のメールが届く
  3. 死亡診断書のコピー、申請者の本人確認書類、故人との関係を証明する書類を提出
  4. 審査期間を経て削除が完了

パスワードを知らなくても削除は申請できます。審査は数週間〜数ヶ月かかる場合があります。


LINEの対応

電話番号との連動

LINEは電話番号と結びついたサービスのため、他のSNSとは手続きが異なります。

  • 故人の携帯電話を解約すると、電話番号は数ヶ月〜数年後に別の人へ割り当てられる可能性がある
  • 新しい電話番号の持ち主がLINEを新規登録すると、故人のアカウントは自然消滅する扱い
  • 自発的にアカウント削除を申請することも可能

削除手順

  • 故人の端末からLINEにログインできる場合: 設定→アカウント削除から手続き
  • ログインできない場合: LINE問い合わせフォームから「故人のアカウント削除」を依頼
  • LINE Pay、LINEスタンプ、LINE Keepなど付帯サービスは別途解約・残高確認が必要

トーク履歴の保存

LINEのトーク履歴は、故人の端末に保存されているデータから書き出し可能です。

  • iPhoneはiCloudバックアップ、AndroidはGoogleドライブバックアップから復元
  • トーク単位でテキストファイルに書き出し可能(LINE上で「トーク設定」→「トーク履歴を送信」)
  • アカウントを削除する前に、残したい相手とのトークは必ずバックアップ

LINE Payの残高・ポイント

LINE Payの残高が残っている場合、相続手続きが必要です。LINE Payの問い合わせ窓口から相続人であることを証明する書類(戸籍謄本等)を提出し、残高の相続手続きを進めてください。


Instagramの対応

追悼アカウントと削除

Instagramも追悼アカウント化が可能です。

  • 追悼化: プロフィールに「追悼」の表示が付き、投稿が保持される
  • 削除: アカウントと投稿が完全に削除される

申請の流れ

Facebookの一部のため、ヘルプセンターの手続きフォームから親族が申請できます。

  • 追悼化申請: 故人の氏名、死亡を示す書類、故人のアカウントURL
  • 削除申請: 上記に加え、申請者と故人の関係を証明する書類(出生証明書、相続関係を示す書類等)

パスワードは不要です。審査は数日〜数週間かかります。


Googleアカウントの対応

「アカウント無効化管理ツール」

Googleは生前に「アカウント無効化管理ツール」を設定しておくと、本人が一定期間ログインしなかった場合に指定した人へデータを引き継いだりアカウントを削除したりできます。

遺族からの申請

生前設定がなくても、遺族は申請できます。

  • Googleの「亡くなったユーザーのアカウントに関する申請」フォームから手続き
  • 選べる対応: アカウント閉鎖、故人のデータの引き継ぎ、Google Payの残高の払い戻し
  • 必要書類: 故人の氏名、死亡診断書、申請者の本人確認書類、申請者と故人の関係を証明する書類

Gmailのメールアドレスは他サービスの登録先になっていることが多いため、故人のサブスク解約手順が完了してから削除するのが安全です。


Appleアカウント(Apple ID)の対応

「故人アカウント管理連絡先」

Appleは生前に「故人アカウント管理連絡先」を設定しておくと、本人の死亡後に指定した人がiCloudデータにアクセスできます。

遺族からの申請

  • Appleサポートに連絡し、故人のApple ID処理を依頼
  • 必要書類: 死亡診断書、申請者の本人確認書類、故人との関係を示す書類、裁判所の決定文(必要な場合)
  • iCloudに保存されている写真・連絡先・メモ・書類などへのアクセスが可能になる

Apple Pay、Appleサブスクリプション、Apple Music、Apple TV+などの付帯サービスも、同じ手続きで解約・停止できます。


必要書類と準備

ほとんどのプラットフォームで共通して求められる書類は以下です。

  • 故人の死亡を証明する書類(死亡診断書のコピー、死亡届受理証明書、お悔やみ欄の切り抜きなど)
  • 申請者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
  • 申請者と故人の関係を示す書類(戸籍謄本、出生証明書、相続関係図など)
  • 故人のアカウントURLまたはユーザー名

戸籍謄本は複数のプラットフォームへの申請で使えるため、取得時にコピーを数部用意しておくと便利です。死亡診断書は遺品整理で必要な書類一覧で全体像を確認してください。


削除せずに追悼アカウント化を選ぶ判断軸

追悼化のメリット

  • 故人の投稿・写真が残り、友人・家族が思い出として振り返られる
  • 遺族が故人の人間関係を把握できる
  • 友人が追悼メッセージを残せる

追悼化のデメリット

  • アカウントが残り続けるため、プラットフォームの仕様変更の影響を受け続ける
  • 乗っ取り・なりすましの標的になる可能性はゼロではない
  • 遺族側で管理が必要になる場合がある

判断の目安

  • 故人のSNSで友人関係が広く活発だった→追悼化が多くの選択肢
  • プライベート色が強く家族以外に見られたくない→削除
  • 故人の生前の希望が確認できる場合→希望を優先

故人の意向は遺言書発見時の対応、家族間の意思決定は遺品整理での家族間トラブルと予防策も参考にしてください。


香川県での注意点

香川県17市町(高松・丸亀・坂出・善通寺・観音寺・さぬき・東かがわ・三豊・土庄・小豆島・三木・直島・宇多津・綾川・琴平・多度津・まんのう)に住んでいた故人のSNSアカウントも、プラットフォームへの申請は全国どこからでも同じ手続きで行えます。


よくある質問(FAQ)

Q. 故人のパスワードがわかればログインして自分で削除してもよいですか? A. 技術的には可能ですが、各社の利用規約違反に当たるおそれがあり、場合によっては不正アクセス禁止法に抵触する可能性があります。正規の死亡届対応窓口から申請するのが安全です。

Q. SNSの削除申請はどのくらい時間がかかりますか? A. プラットフォームと申請内容により数日〜数ヶ月の幅があります。審査期間中は故人のアカウントが残り続けるため、気になる場合は非公開化や投稿の削除を先に行う運用もあります。

Q. 故人のアカウントが乗っ取られた形跡があります。どうすればよいですか? A. 各プラットフォームの「アカウントが侵害された」報告フォームから緊急対応を依頼してください。並行して、消費者ホットライン188に相談するか、サイバー犯罪相談窓口(都道府県警察)に連絡してください。

Q. YouTubeで広告収益を得ていました。収益の相続はどうなりますか? A. YouTubeアドセンス収益は相続財産に含まれます。Googleアカウントの相続手続きと並行して、未受取の収益の払い戻しを申請してください。詳しくはネット銀行・証券の相続手続きもご覧ください。

Q. 故人のメールアドレス(Gmail等)はすぐに削除してよいですか? A. いいえ。Gmailなどのメールアドレスは、銀行・証券・サブスクなど多くのサービスの登録先になっている場合があります。故人のサブスク解約手順、ネット銀行・証券の相続手続きが完了してから削除してください。


参照元・データについて

  • 本記事はSNSアカウントの一般的な削除手順を説明するものです。各プラットフォーム(Facebook、X、LINE、Instagram、Google、Appleなど)の正確な手続きや必要書類は、定期的に更新される場合があります。最新情報は各社の公式ヘルプページでご確認ください。
  • アカウント削除・追悼化の判断は、相続人の協議と故人の意向の尊重が原則です。意見が分かれる場合は弁護士・司法書士にご相談ください。
  • 相続・税務に関わる判断(収益化アカウント・デジタル資産など)は、必ず税理士・弁護士にご相談ください。

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