本ページはプロモーション(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。

保険証・マイナンバーカードの返却【2026年最新】|死後の返却先・期限・手続き

この記事の内容(全11項目)
  1. この記事の結論(30秒でわかる)
  2. なぜ返却が必要なのか
  3. 返却が必要な証明書一覧
  4. 各証明書の返却先・返却方法・必要書類
  5. 手続きの優先順位と期限
  6. 保険証返却前に確認すべき給付金
  7. マイナ保険証・資格確認書との関係
  8. 香川県17市町の返却窓口
  9. 関連記事マップ
  10. よくある質問(FAQ)
  11. 参照元・データについて

この記事の結論(30秒でわかる)

  • 故人の保険証・マイナンバーカード等は、身分確認書類として誤用されるおそれがあるため、死後は速やかに返却する必要があります。
  • 返却期限は書類ごとに異なり、国民健康保険は14日以内、後期高齢者医療と介護保険も同じく14日以内が法定期限です。マイナンバーカードと年金手帳も速やかに返納してください。
  • 返却先は市町村役所(保健・介護課)、勤務先(社会保険)、年金事務所(厚生年金)、警察本部(運転免許証)など各書類で異なります。複数の書類がある場合は、役所で一度に相談することで手続きを効率化できます。
  • 保険証の返却前に高額療養費や葬祭費など給付金の受給手続きができるため、返却タイミングに注意してください。

親記事として死後の必要手続き一覧遺品整理で必要な書類一覧相続手続きの順番遺品整理の基礎ガイドをあわせてお読みください。


なぜ返却が必要なのか

保険証やマイナンバーカード等は、本人確認や資格確認に用いられる重要な公的書類です。故人が亡くなった後も手元に残したままにしておくと、以下のリスクが生じます。

不正利用のおそれ

返却されずに残された保険証を第三者が使用すると、医療保険の不正請求につながります。保険証は医療機関での受診時に直接提示する書類であり、偽造や無断使用の温床になることがあります。

資格喪失後の医療利用は不正扱い

故人が亡くなると、その時点で保険の資格は自動的に喪失します。亡くなった後に故人名義の保険証で医療を受けることは、本来あり得ない行為です。誰かが故人の保険証を使用した場合、その医療機関と保険者が調査対象になる可能性があります。

マイナンバーカードは本人確認書類として最高レベル

マイナンバーカードは運転免許証と同等の本人確認書類です。返却せずに他人が所持した場合、詐欺・なりすまし・銀行口座の不正開設など、身分詐称の手段に使用されるおそれがあります。


返却が必要な証明書一覧

以下の表は、死後に返却が必要な証明書を、期限別・返却先別に整理したものです。

横にスクロールできます
証明書 発行元 返却先 期限 返却必須度
健康保険証(国民健康保険) 市町村役所 市町村役所(健康保険担当課) 14日以内 必須
健康保険証(社会保険) 勤務先・健康保険組合 勤務先・健康保険組合 資格喪失後速やか 必須
後期高齢者医療保険証 市町村役所 市町村役所(高齢福祉担当課) 14日以内 必須
介護保険被保険者証 市町村役所 市町村役所(介護保険担当課) 14日以内 必須
マイナンバーカード 市町村役所 市町村役所(市民担当課) 速やかに 必須
マイナンバー通知カード 市町村役所 市町村役所(市民担当課) 速やかに 必須
年金手帳 年金事務所・市町村役所 年金事務所(厚生年金)または市町村役所(国民年金) 速やかに 必須
基礎年金番号通知書 年金事務所 年金事務所 速やかに 推奨
運転免許証 警察本部 警察本部(運転免許課)または警察署 法定期限なし 推奨
パスポート 都道府県庁 都道府県庁(旅券課)または旅券事務所 法定期限なし 推奨
障害者手帳 市町村役所 市町村役所(福祉担当課) 法定期限なし 推奨

各証明書の返却先・返却方法・必要書類

国民健康保険証

返却先:市町村役所の健康保険担当課

期限:14日以内(国民健康保険法施行規則)

必要書類

  • 保険証(原本)
  • 死亡診断書のコピー
  • 届出人の本人確認書類

手続きの流れ

  1. 故人が住んでいた市町村役所の窓口に出向く
  2. 「国民健康保険資格喪失届」に記入
  3. 保険証と死亡診断書のコピーを提出
  4. 受理証を受け取る

返却後、役所から「資格喪失通知」が発行されます。これは医療機関での高額療養費申請などに必要になるため、大切に保管してください。

社会保険(健康保険)

返却先:勤務先または健康保険組合

期限:資格喪失後速やか

手続きの流れ

  1. 故人の勤務先に「従業員が亡くなった」と報告
  2. 勤務先が健康保険組合に資格喪失届を提出
  3. 保険証の返却を求められたら、死亡診断書のコピーとともに郵送または窓口で返却

社会保険の場合、勤務先が手続きの大部分を代行してくれることが一般的です。勤務先の人事・総務部門に確認してください。

後期高齢者医療保険証

返却先:市町村役所(高齢福祉担当課または健康保険担当課)

期限:14日以内

必要書類

  • 後期高齢者医療保険証(原本)
  • 死亡診断書のコピー

手続きの流れ

  1. 役所の窓口で「後期高齢者医療資格喪失届」を提出
  2. 保険証を返却

後期高齢者医療制度の加入者は75歳以上が中心です。独立した窓口がある場合は、そこでの手続きが効率的です。

介護保険被保険者証

返却先:市町村役所(介護保険担当課)

期限:14日以内

必要書類

  • 介護保険証(原本)
  • 死亡診断書のコピー

手続きの流れ

  1. 役所の介護保険担当課で「介護保険資格喪失届」を提出
  2. 介護保険証を返却

介護保険に加入していた場合は、返却と同時に要介護認定の情報も抹消されます。

マイナンバーカード・通知カード

返却先:市町村役所(市民担当課または住民基本台帳担当課)

期限:速やかに

必要書類

  • マイナンバーカードまたは通知カード(原本)
  • 死亡診断書のコピー
  • 届出人の本人確認書類

手続きの流れ

  1. 役所の市民担当課でマイナンバーカード・通知カードの返納を伝える
  2. 死亡届を既に提出していれば、手続きが簡略化されることがある
  3. カードを返却

マイナンバーカードは本人確認書類として極めて重要なため、速やかな返却が不可欠です。

年金手帳・基礎年金番号通知書

返却先

  • 厚生年金:年金事務所
  • 国民年金:市町村役所(年金担当課)

期限:速やかに

手続きの流れ

厚生年金の場合:

  1. 故人の勤務先を確認
  2. 年金事務所に「年金受給停止申請」を提出(勤務先が代行することもある)
  3. 年金手帳を返却

国民年金の場合:

  1. 市町村役所の年金担当課で「国民年金資格喪失届」を提出
  2. 年金手帳を返却

年金手帳は年金受給停止手続きと同時に返却するのが効率的です。

運転免許証

返却先:警察本部(運転免許課)または警察署

期限:法定期限なし(ただし速やかな返却が推奨)

手続きの流れ

  1. 最寄りの警察署または警察本部の運転免許課に持参
  2. 死亡診断書のコピーを提示
  3. 運転免許証を返却

運転免許証は身分証明書として機能するため、他人による不正利用を防ぐため速やかに返却してください。

パスポート

返却先:都道府県庁(旅券課)または旅券事務所

期限:法定期限なし

手続きの流れ

  1. 最寄りの旅券事務所に持参
  2. 返納届を提出
  3. パスポートを返却

障害者手帳

返却先:市町村役所(福祉担当課)

期限:法定期限なし

手続きの流れ

  1. 役所の福祉担当課で「障害者手帳返納届」を提出
  2. 手帳を返却

手続きの優先順位と期限

保険証等の返却には期限が異なるため、優先順位を決めて効率的に進めることが重要です。

最優先(7〜14日以内)

以下の書類は法定期限がはっきりしているため、最初に対応してください。

  1. 死亡届の提出(7日以内):この手続きが完了しないと、その他の手続きが進まないことがあります
  2. 国民健康保険資格喪失届(14日以内):役所での手続き
  3. 後期高齢者医療保険資格喪失届(14日以内):役所での手続き
  4. 介護保険資格喪失届(14日以内):役所での手続き
  5. 世帯主変更届(14日以内):世帯主変更届の手続きを参照

次優先(1ヶ月以内)

  1. 年金受給停止申請:年金事務所または役所
  2. 社会保険資格喪失届(資格喪失後速やか):勤務先経由で手続き
  3. マイナンバーカード返納(速やかに):市民担当課で手続き

その他(期限なし)

  1. 運転免許証返納
  2. パスポート返納
  3. 障害者手帳返納

保険証返却前に確認すべき給付金

保険証の返却は、給付金の受給手続きが完了してから進めることが重要です。以下の給付は資格喪失後も受給可能ですが、手続きタイミングに注意が必要です。

高額療養費

亡くなる前の医療費が一定額を超えた場合、申請により保険者から払い戻しを受けられます。

  • 申請対象:故人が生前に受けた医療費が自己負担限度額を超えた部分
  • 申請期限:診療月の翌月初日から2年以内
  • 申請方法:役所または保険者に申請(請求書・医療機関の領収書が必要)
  • 金額:所得区分により異なるため、役所に確認してください

葬祭費(国民健康保険の場合)

故人が国民健康保険に加入していた場合、葬儀を行った相続人に対して支給されます。

  • 対象:故人が加入していた国民健康保険から支給
  • 申請期限:葬祭執行日の翌日から2年以内
  • 必要書類:葬祭費支給申請書、葬祭を行った証明(会葬礼状や葬祭費用の領収書)、故人の保険証、申請者の本人確認書類
  • 支給額:市町ごとに異なる

埋葬料・埋葬費(社会保険の場合)

社会保険(健康保険)の加入者が亡くなった場合、埋葬を行った遺族に対して支給されます。

  • 対象:社会保険加入者の遺族
  • 申請期限:死亡日の翌日から2年以内
  • 支給額:健康保険組合ごとに異なる

遺族年金(国民年金・厚生年金)

年金加入者が亡くなった場合、一定の条件を満たした遺族が遺族年金を受給できます。

  • 対象:年金加入者または年金受給者だった故人
  • 受給者:配偶者・子・親・孫など(受給順位あり)
  • 請求期限:原則として5年以内
  • 請求先:年金事務所(厚生年金)または市町村役所(国民年金)

医療保険料の返納金

故人が医療保険に加入していた場合、保険料の返納を受けられることがあります。特に月単位で計算する国民健康保険では、亡くなった月の保険料について精算される可能性があります。詳細は役所に確認してください。


マイナ保険証・資格確認書との関係

2024年12月以降、医療保険制度に変更が生じました。マイナンバーカードへの保険証機能の統合が進み、従来の紙の健康保険証は新規発行が停止され、資格確認書という書類が併存する形になりました。この変更と返納手続きの関係を整理します。

マイナンバーカードの保険証機能について

マイナンバーカードは、個人番号カードとしての基本機能に加えて、保険証機能が統合されています。

返納の観点

  • マイナンバーカードを持っていた場合、保険証機能はシステム上で自動的に抹消されます
  • カード自体は「個人番号カード」として返納が必要です
  • 保険証機能の使用不可化と、カード返納は別の手続きです

資格確認書

マイナンバーカードを持っていない・利用登録していない被保険者には、保険者から「資格確認書」が発行されます。

故人の場合

  • 故人の資格確認書は資格喪失時に返却が必要です
  • 保険資格が喪失するため、資格確認書は無効になります
  • 誤って故人宛に発行された場合は、役所または保険者に返却してください

手続きの実務的な注意

マイナ保険証への移行過程で、以下の点に注意してください。

  1. 保険証と資格確認書は別物:資格確認書や医療受給者証等は個別に返納が必要な場合があります
  2. 返納書類の混同:返納すべき書類が複数ある場合は、役所の健康保険担当課で「何を返すべきか」を確認してください
  3. オンライン資格確認への影響:マイナンバーカードの返納後、医療機関での本人確認は別途書類(身分証)で行われます

香川県17市町の返却窓口

香川県内の市町役所(健康保険・介護保険・年金・市民担当課)で返却手続きが可能です。担当窓口名(保健福祉課・市民課・住民生活課など)は市町により異なります。詳細は各市町の遺品整理ガイド、または香川県の遺品整理・補助行政窓口総まとめをご確認ください。

8市

9町

役所の各窓口は「返却手続き」で複数部門をまたぐため、最寄りの支所・出張所での対応が可能か事前に確認することをおすすめします。


関連記事マップ

保険証・マイナンバーカード返却と関連する手続きについては、以下の記事をあわせてご覧ください。

死後手続き全般

相続・返納

契約解除との関連

地域別情報


よくある質問(FAQ)

Q. 保険証を返却する前に、高額療養費の申請はできますか? A. はい。むしろ高額療養費や葬祭費の申請は、保険証の返却前に完了させることを強くおすすめします。保険証の返却後は保険者とのやり取りが複雑になるため、先に給付金の申請手続きを終わらせてください。

Q. マイナンバーカードの保険証機能はどう扱えばよいですか? A. 死亡により資格は自動的に喪失します。カード自体は個人番号カードとして市町村役所へ返納が必要です。医療機関での資格確認は死亡時点で使えなくなります。

Q. 複数の保険に加入していた場合、全て返却する必要がありますか? A. はい。過去に加入していたすべての保険証を返却してください。転職等で重複加入していた場合は、各保険者に「加入者が亡くなった」と報告し、保険証を返却することが重要です。遺族が誤って古い保険証を使用するリスクを防ぐためです。

Q. 保険証を紛失してしまいました。それでも返却手続きは必要ですか? A. はい。保険証を紛失した場合でも、役所への届け出は必要です。「紛失届」を提出した上で、喪失した旨を保険者に報告してください。その後、紛失した保険証が他人に悪用されるのを防ぐため、保険者側で利用停止措置が取られます。

Q. 社会保険の被扶養者だった配偶者や子供の保険証は、どのように返却すればよいですか? A. 社会保険の被扶養者の保険証返却は、勤務先(故人の勤務先)の人事・総務部門が一括で行うことがほとんどです。勤務先に「加入者が亡くなった」と報告すれば、勤務先が健康保険組合に連絡し、被扶養者の保険証も返却手続きを進めてくれます。

Q. 年金手帳とマイナンバーカード、どちらを優先に返納すべきですか? A. マイナンバーカード返納を最優先にしてください。マイナンバーカードは身分詐称の最大リスクになります。一方、年金手帳は年金受給停止の手続きと並行して返納することで、効率的に進められます。役所で「死亡届を出したが返納書類が複数ある」と相談すれば、優先順位を指示してくれます。

Q. 返却した保険証の受理証明書は、後で必要になることがありますか? A. はい。保険証の返却時に、役所から「資格喪失通知」や「返納確認書」が発行される場合があります。これは医療機関での高額療養費申請や、保険の二重加入を防ぐためのいわば「証拠」になります。大切に保管してください。


参照元・データについて

  • 本記事は保険証・マイナンバーカード等の返却手続きの一般的説明であり、法律相談・個別の助言ではありません。詳細な判断は必ず役所(健康保険担当課・介護保険担当課)、年金事務所、または弁護士・司法書士にご相談ください。
  • 国民健康保険の資格喪失届期限(14日以内)は国民健康保険法施行規則に基づきます。
  • 後期高齢者医療保険の資格喪失届期限(14日以内)は高齢者の医療の確保に関する法律施行規則に基づきます。
  • 介護保険の資格喪失届期限(14日以内)は介護保険法施行規則に基づきます。
  • マイナンバーカードの返納は、番号法および個人番号カード関連の政省令に基づきます。
  • 高額療養費の申請期限(2年)、遺族年金の請求期限(原則5年)は、健康保険法・国民年金法・厚生年金保険法に基づきます。
  • マイナ保険証および資格確認書の運用は、厚生労働省の医療保険制度改革に基づきます。
  • 香川県の市町窓口情報は、各市町役所のホームページに基づいて整理しています。
  • 具体的な支給額・返納方法・必要書類は、各市町・保険者・年金事務所によって異なる場合があります。不明な点は各窓口でご確認ください。

まずは無料で見積もりを取ってみる

  • 全国対応
  • 24時間365日受付
  • 現地調査・お見積もり無料
遺品整理110番遺品整理110番【遺品整理110番】無料で見積もりを依頼する

※上記は広告リンクです。料金や対応エリアの詳細はリンク先でご確認ください。

この記事をシェア

XでシェアLINEで送るFacebookでシェア